耐震等級1が多数の現実
マンションの地震に対する性能を表す評価の一つが耐震等級です。
地震の作用がどの程度大きくなるまで傷を受けたり壊れたりしないかを「等級」で表示します。
で、耐震等級1から3まであり、1が一番評価が低いです
しかし、低いといっても地震に弱い訳ではなく建築基準法の同等レベルの強度としていますので、震度6から7程度の地震に対して倒壊しない、震度5程度の地震に対して外壁や内壁に被害が出ない程度の強さは有ります
耐震等級のメリットは、地震保険の保険料の割引が適用されるとかです
ちなみに、耐震等級2は耐震等級1の1.25倍、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の地震耐震性。
単純には耐震等級3が良いわけですけど、実際には耐震等級1のマンションが多いのです
なぜ耐震等級1のマンションが多いかと言うと ズバリ、コスト面と室内スペースが狭くなる事や間取り制限のを防ぐ為が原因です
等級をあげるには、コンクリートの厚みを増す必要があり材料費がかさむのです。
コストが上がると販売の価格が当然つり上がるわけです。売れにくくなりますよね
また、コンクリートの厚みを増して、狭くなるイメージはとても悪い
これまた売れ残りのリスク、値段を下げないと売れなくなってしまうリスクが販売業者には恐怖であるのです。
ここを、逆手にとって部屋数を減らし等級を3!イヤイヤ4、5(あるか知りません)にあげた、高額マンションを販売するっていうのは、面白いのではないでしょうか?
・・余計売るの大変かな?ダメかな(-_-;)
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