気になりだしたら止まらない
マンションのデメリットになりやすい騒音で もっとも気になるのは上下階からの衝撃音と言われます。
衝撃音には大きく分けて
重量床衝撃音と軽量床衝撃音に分けられます。
重量床衝撃音は、歩行音やドンドン跳び跳ねる音、洗濯機の振動などドスンドスン系の音。 周波数にして63~125Hzの低音
反対に軽量床衝撃音の音源は食器を落とす音椅子の引きずり音、スプーンを落とした音などがあります。周波数は125~250Hz
周波数がほんの少ししかかわらないのですけど生活音としては全く違うストレスになります
その他、排水や上水の流れる音なんかもストレスになります。寝室にする部屋の近くに設計上パイプがあると夜、気になります。
気になる方はしっかり確認して下さい。
騒音対策のマンション構造としては床や天井のコンクリートを厚くする。これが基本的に良いです
この鉄筋コンクリートで造られた構造床や屋根材のことを専門用語でスラブなんて言います
コンクリートは圧縮に強く、引っ張る力に弱い特性。スラブの内部には格子状の鉄筋が埋め込まれ、鉄筋がコンクリートの弱点を補って強度を高めています
スラブは20センチ以上の厚さが好ましいです
更に、騒音対策としては、二重天井と二重床が有効です。
天井と床のスラブからある程度の空間をとり天井の仕上げの板をはり、床を張ります。ちょうどそこに空気空間ができて音を軽減します
二重構造にするとやはりここでも、コストはかさむのでしっかりチェックしたいものです。
これは良いなーーと思ったら値段が高い。こうやって建築会社は儲けるんですよね(;´д`)
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